56.総合案内の頃「御礼状」

お仕事への誇り

仕事は「人のお役に立てている」と認識できると
自分の仕事に自信がつくのですね。

御礼状をいただいたことで
総合案内という仕事に誇りを持てるようになりました。

ご案内することは
ほとんど館内の施設案内でした。

公園内にある公共施設でしたので
たまに酔っ払った方がお見えになり
容姿のことでハラスメントを受けたりもしました。
（目が小さいとお叱りを受けましたw）

ある日
「美術館に用事はないのですが
ここから近い女性が一人で宿泊できるところを
教えてください」
と案内所に来られました。

一番近いホテルを
地図を書いてご案内しました。

それだけだったのですが

後日、ハガキにて御礼状をいただきました。

当時はスマホもない時代。
とても疲れているご様子だったので
ホテルまでの道のりを
かなり詳細に描いたのがとても喜ばれたようで。

私もとても嬉しくて涙が出ました。

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