事務員さんと呼ばれていた頃「入社 お茶出し」

学校を卒業して、
初めて社会人になったあの頃の話です。

入社研修後

お辞儀の仕方や
電話のとりかたなどの一般的な
入社研修終了後、

一番先に先輩から教えていただいたのは
独自のルール、朝のお茶出しでした。

朝は通常より40分近く早出し
お茶の用意。

いつも妙に色っぽいサチパイセンが
教授してくれます。

お茶だしは
朝だけではなく
外出から帰ってこられた方へも
すぐに出さなければなりませんでした。

 

お湯のみを覚えること

まずお湯のみを覚えること。
(約50個くらいあります)

いつも色っぽいサチパイセンは教えてくれます。
「1週間もしたら、お湯のみが持ち主に見えてくるから」
(これは本当!不思議です)
「偉い人から覚えてね」
  

好みを覚えること

熱いのが好きな人
濃いお茶が好きな人

 

アラカンになった今だから思うこと

30代・40代の頃は
「お茶なんて飲みたい人が自分で入れるべき」
とだけ思っていました。

今もその気持ちは変わりませんが

サチパイセンが教えたかったものは
コミュニケーションのとり方だったのだと思います。

毎日、朝イチに相手の表情をみて
二日酔いや疲労感を知る。

お茶をだす行為により
些細な会話をすることができる。

相手を観察しながら
相手の懐に入る・・・
そんなことを教えてくれていたのかもしれない。


 

次回のお話↓

 

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